こんにちは、ウェディングムービーシュシュです。
前回のコラム「結婚式ペーパーアイテムで大活躍!消しゴムはんこの作り方」では、基本的な知識について紹介しました。
▶「結婚式ペーパーアイテムで大活躍!消しゴムはんこの作り方」はこちら
準備する道具や素材、作り方が分かったとなれば、今度はペーパーアイテムで使う消しゴムはんこ作りに取り組むだけですよね。
消しゴムはんこで結婚式招待状の封印も! |
しかし、結婚式準備で大忙しのプレ花嫁さんには時間に限りがありますよね。
デザインを一から考えたり、どれくらいの時間がかかるか想定できないとなると、手を出しづらいと思います。
今回は、結婚式の招待状を送るシーンで活用できる消しゴムはんこのデザインを少しではありますが考えてみました!
これらを少しアレンジしてもよし、そのまま使うもよし、参考にして一から作るもよし、です。
作り方のコツなどを紹介したいと思います。参考までにどうぞ。
※※独学のため、消しゴムはんこの作り方に違和感を感じる方がいらっしゃるかもしれません。ご容赦ください。※※
▼テンプレート
以下から、PDFを印刷してご利用ください。
Invitation_stamp_design_template
(※テンプレートの無断転用・無断転載はご遠慮ください。)
「R.S.V.P.」ってなに?
海外で招待状などの末尾に書かれる言葉。
フランス語の「Répondez s’il vous plaît(ご返事ください)」の略です。
▼月桂樹「R.S.V.P.」の作り方
テンプレートの中から、使い勝手がよい月桂樹の消しゴムを作っていきます。
準備する道具や素材、作り方の基本などは、前回のコラム「結婚式ペーパーアイテムで大活躍!消しゴムはんこの作り方」にありますので、そちらをご覧ください。
▶「結婚式ペーパーアイテムで大活躍!消しゴムはんこの作り方」はこちら
作り方のラストに消しゴムはんこのアレンジ方法も紹介します。
*月桂樹のRSVP(小):サイズ4cm角 制作時間2時間
①テンプレートを印刷、消しゴムに転写する
印刷したデザインテンプレートとトレーシングペーパーを準備します。
トレーシングペーパーを目当てのデザインの上にのせて、シャープペンシルでデザインの通りになぞります。
複雑なデザインの場合、重ねて手で押さえながらなぞるのは大変なので、マスキングテープで固定するのがおすすめです。
なぞり終えたら、描いた面を消しゴムに接するように置き、固いものなどでこすり付けます。
私はこちらの作業もマスキングテープで固定して、ちゃんと写ったか確認しながら行っています。
②文字のまわりを切る
細かいところまで追わず、大体のアウトラインで刃を入れます。
この時、デザインカッターを入れたら消しゴム側を動かすようにしてカーブを切っていくと美しく切れます。
ここで注意したいのが、下書きの線同士が近いところはその他の部分よりも浅くデザインカッターをいれなければいけません。
(図では、一番左のピリオドと月桂樹の葉との間、Rの直線と月桂樹の葉との間です)
切らなかった細かい部分は、後の工程で刃を入れていきます。
どのくらい深く刃を入れればよい?
消しゴムの厚さにもよりますが、私は5mmの消しゴムを使用していまして、その半分の2~3mmは刃を入れてます。
初めはすごく浅く彫ってしまい、あとで「意外と深くていいんだ!」と驚いた記憶があります。
外側から彫る?内側から彫る?
彫る順番は好みだと思いますが、私は最近内側から彫っています。
理由としては、誤って少し彫り過ぎてしまった時、内側から彫っている時のほうがリカバリーしやすいと感じたからです。
元より図案の通りにぴったりと作るのは難しいので、途中から内側から彫るように変えました。
③月桂樹の内側を彫る
刃の方向を一定にして、切っていくほうが効率的です。
ここでもデザインの上部にある葉自体が近い部分は一回で切っていきます。
月桂樹の茎にそって切る時は特に注意が必要です。
工程②でも書きましたが、下書きの線同士が近い(=刃を入れる場所が近い)ところでは刃を深く入れると相手側の土台部分まで切り込みが入ってしまいます。
刃の先がどこまで入っているのかを想像しながら切っていきます。
この時点で細かい部分は既に浮いてくる部分もあるかと思います。
④文字の周り、月桂樹の内側を彫る
切った部分の内側から刃を入れて、くり抜いていきます。
私はデザイン細かく、既に浮いてきている部分や刃をもう一度入れるだけで彫れるところから始めます。
初めて作った時の一番の悩みが、この工程で「どこまで刃を入れたらいいのか?」でした。
最初から深くいれてしまうと、最初にデザインにそって刃を入れたところにもう一度刃を入れる必要があり、次第に消しゴムが汚くなってしまうということが多々ありました。
一度彫れてしまえば、そこから同じ深さですすめることができますし、白い部分が見えてから、浅ければ深くしていくほうがやりやすいと感じました。
また刃を入れる角度も気になりましたが、角度に関しては後で深くできますので、あまり気にしなくて大丈夫だと思います。
文字の周りをほると、図の○のように中途半端になる場所もあります。
彫った部分の角度を深くしていけばなくなるかもしれませんが、あまり無理をすると必要なところまで削ってしまう恐れが。
文字の上下などの余分なところは後の工程で無くせますので、その時に併せて削ります。
⑤月桂樹の外側を彫る
④と同様に彫っていきます。
外側に関しては、干渉する場所がありませんので割と大胆に彫っています。
写真では一度目に入れた刃の角度が浅かったため、もう一度刃を入れています。
ここまで来るとだいぶ進んだなと感じますね。
⑥細かい部分(文字の周りなど)を彫る
工程②で残していた細かい文字のまわりを彫っていきます。
ピリオドのような丸い部分も、刃を動かさずゆっくり消しゴムを回していきます。
下書きの線が近い部分は一回で彫るのをイメージして、刃を入れすぎないように注意します。
刃を慎重に入れていきます。
刃をどうしても抜かなくてはいけない文字の角などは、必要なところまで刃が入ったか慎重に行いましょう。
「V」「R」にある三角形に切りぬける場所は、2回刃を入れるだけなのでとても簡単です。
「P」「R」のところは2回に分けて刃をいれて、くり抜きます。
刃がくり抜く部分の中心に入るようにし、消しゴムを回して切ります。
慣れるととても楽しく気持ちの良い作業ですよ!
そして、やり残していた月桂樹の葉の間も文字と同様に彫ります。
これにて、下書きの線通りに彫るのは終わりです。
作り方の続きはこちらです。あとは、押せるように仕上げです。
→結婚式の招待状で使える消しゴムはんこを作ろう!【無料デザイン・作り方公開】 part.2
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