こんにちは、ウェディングムービーシュシュです。
今回は、何でも使えるリボンローズ(巻きバラ)の作り方を紹介します。
ウェルカムボードやブートニア、リングピローなどオリジナルなアイテムに活用しやすいですよね。
結婚式に限らず、ヘアアクセやピアスなども手作りできてしまいそうです。
よく見かける作り方などは、割と何度か練習しないと上手にできなかったり、作っている途中で形が崩れてしまったりと心がくじけてしまうことも。
ちなみにわたしも何度かチャレンジして、やっとコツを掴んだという感じでした…。
リボンローズを作るうえで難しかったことは以下の3つでした。
- リボンをずっと持っていなければならず形が崩れる
- 毎回同じ形に作られない
- 最後のリボンの処理が上手くできない
今回は、少し時間はかかるかもしれませんが、失敗せず作れる方法を紹介します。
ぜひチャレンジしてみてください!
▼準備するものはたったこれだけ
今回は38mmのシングルサテンのリボンを使用します。(シングルサテンはリボンに表裏があり、表のみ光沢があります。)
両面サテンのものでもよいですが、シングルサテンのほうが遠目から見ても花びら同士の差が分かりやすい出来になります。
紹介する素材・作り方で、バラの直径は約45mmになります。
また、使用する道具は針と糸、ライターのみです。
糸は今回見やすいよう白色ですが、実際に作る際は目立たないリボンに近い色の糸をご使用ください。
その他軽く止めるクリップなどがあると途中作るのが楽になります。
▼では作っていきましょう
①スタートのリボンを折る
光沢のある表面を下にし、左写真のように折り曲げます。(折り返されて出てくるところが表面になるようにします。)
このとき折り返されてできたリボンの端の長さ(右写真参照)がポイントとなります。
今回使用するリボンが38mmとやや太めになるので、右写真のように折る角度はそのままにして、リボンを1~2回巻けるぐらいに長さを調整します。
この巻いた部分がバラの中心部分(芯)となります。あまりに巻きすぎると窮屈な印象になることも。
特に太いリボンの場合、どうしても花びらの1枚1枚が大きくなるため、この芯との差が大きくなります。
とはいっても、これも好みですので、色々と長さを試して好きなバランスを探してみてください。
②リボンをカットする
折り返した部分のリボンが直角になるように、カットします。
今回はリボンの太さ上、端が出てしまいますが、カットしなくてもよい場合があります。
カットしたら、広げてライターでリボンの端を溶かします。
右写真のようにリボンの形は真っすぐではありませんが、問題ありません。
また、このようにカットが不要な場合でも、リボンの端は必ずライターで溶かし、ほつれないように処理しましょう。
③バラの芯を作る
ライターで溶かすために広げたリボンを再度、同じ角度に折ります。
そして光沢のある面で折られた部分が美しく見えるように巻きます。
巻き方は左写真のように、手前からくるくると絨毯をまく要領で行います。
きつく巻く必要はありません。リボンが交わっているところまで、1~2回巻きます。
右写真のように、リボンの裏面が細くはみ出ますが、気にする必要はありません。
また、はみ出ている部分の長さはリボンの太さや折る角度にもよりますので、写真の通りにならないこともあります。
④バラの芯を固定する
次に芯の部分から縫っていきます。
芯の右側から針を通し、さらに左側から右側へ通します。
この時、表面が出ている箇所がリボンが集まっている場所なため、そちらに糸を通すようにします。
次に、折ったリボンが交差する箇所へ、針を通します。
これで、針は光沢のあるリボンの表面へ糸が出たかと思います。
⑤バラの花びらを作る
右に出ているリボンを外側へ折っていきます。最初に芯を作る時に折った方向とは逆になります。
折ったら、反対側を向けて縫っていきます。
少しここが分かりづらいのですが、芯とリボンの交点グリーンとリボンを折った先の交点ブルーが1mmぐらい離れるように縫っていきます。
交点同士が近すぎると最後花びらの形が上手くいきません。大体で問題ありませんので、少し空けるようにしましょう。
リボンを折った端にできる三角形を避けて、また再度針を通します。ここで針が出てくる場所は、リボンの裏側になります。
これでひとつの花びらができます。
この作業を必要な花びらの数、繰り返します。
ここでは、38mmのリボンで花びらの数は13枚とします。
花びらはどんどんねじれていきますので、他のリボンに糸を通さないようご注意ください。
芯の部分が不安定になりがちなので、右写真のように軽くクリップなどで押さえておくと、手を休めることもできますのでオススメです。
勘の良い方はなんとなく想像できるかと思いますが、先ほど1mm空けてできるスペースに最初に作った芯の部分が差し込まれます。
花びらの数はお好きなように増やしていただいて大丈夫なので、途中で芯の部分に巻いてみて花びらの感じがどのようになるか見てみてはどうでしょうか。
もし花びらの数をこれ以上増やしていく場合は、14枚目から縫う際に空ける1mmのスペースをほんの少しずつ大きくしていく必要があります。
花びらがどんどん巻かれていくことによって徐々に芯が太くなり、花びらが上手に巻けなくなってしまうことがあります。
多い花びらを作る場合は、様子を見ながら少しずつ縫っていくことをお勧めします。
作り方の続きはこちらです。
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