こんにちは、ウェディングムービーシュシュです。
昨今、結婚式のペーパーアイテムを手作りされる方も増えていて、手作りキットというものも販売されています。よく耳にするのは、席次表や席札、メニュー表ですね。
席次表は結婚式会場においてゲストの席の場所を示し、席札やメニュー表は結婚式当日のテーブルを飾り、ゲストにおもてなしをします。
席次表はその中心にあって最初に考えなければならないものではないでしょうか。
結婚式エンドロールの制作においても席次表を参考にされる方がほとんどですが、席次表を作ること自体にも、迷ってしまうポイントが多く大変です。
今回は、基本である席次表のルール、並び順、そして敬称の付け方について説明したいと思います。
▼席次表の作り方
円卓(丸テーブル)
長卓(長テーブル)
円卓や長卓といったテーブルの形で違いがあります。またゲストの数や卓数によっても配置に変化はありますが、基本的には上図のようにします。
席にふってある番号は上座から末座の順番になります。しかし友人や家族などは、隣に座る方を意識することも多いようです。特に小さなお子様がいらっしゃる場合など、家族をまとめた形にするほうが良いこともあります。ゲストが過ごしやすいように、式を行っている時のイメージを念頭に置いて考えなければなりませんね。
チェックポイント
- 新郎様・新婦様の席に向かって左側が新郎様のゲスト、右側が新婦様のゲスト
- 新郎様・新婦様の席に一番近い位置が上座
〈新郎と新婦のゲストの人数が合わないときは?〉
友人などは、新郎様側・新婦様側のゲストをひとつのテーブルにしてもよいとされています。その場合は年齢層を合わせたり、席の並びで調整したりして、披露宴中心地よく過ごせるよう配慮をする必要があります。
原則的に親戚や家族ではできませんので、ご注意ください。
またテーブルの数やゲストの人数の関係上、新郎様・新婦様の来賓をひとつのテーブルにすることもよく見受けられます。
▼敬称の付け方
原則として敬称は「様」を使用します。しかし一部異なる敬称を付けることも可能です。
お子様には、「様」ではなく「くん」または「ちゃん」を使用する場合があります。これは結婚式エンドロールでも同じなのですが、漢字の「君」ではなく平仮名の「くん」を使用することが多いようです。「ちゃん」と合わせるとバランスが良く見えるからだと思われます。どのゲストに「くん」、「ちゃん」を付けるのか迷ってしまいがちですが、一般的に小学生未満のお子様などに付けることが多いようです。
また、現在お世話になっている学校関係などの先生に対して、「様」ではなく「先生」を使用することもあるようです。
反対に敬称を付けないゲストもいます。
父母、そしてきょうだいには敬称はつけません。中には同居されている祖父母にも敬称を付けない方もいらっしゃいます。それはゲストとは言っても、招く側の立場であると考えられているからです。
また、きょうだいと言いましても、ご結婚されている場合には他の親族同様に敬称を付けますのでご注意ください。
チェックポイント
- 基本的に「様」、「くん」、「ちゃん」を使用する
- 父、母、きょうだいには「様」を付けない
- 結婚したきょうだいとその家族には敬称を付ける
結婚式のエンドロールでの敬称の付け方と基本的に同じです。
しかしエンドロールでは、もう少し自由な部分も多く、父母を含むすべての方に敬称を付けている場合も多くあります。
▼おわりに
席次表は、目上にあたるゲストの位置やゲスト同士の関係性を考慮しなくてはならないため、とても迷ってしまうものだと思います。
また、ゲストの位置を変えたり、出席の予定だったゲストがやむを得ない理由で欠席になってしまったり、と何度も変更することが多いものでもあります。
席次表を考える際は、付箋紙にゲストの名前を書き何度もバランスを見ながら決めていくことをおすすめします。
席次表自体ゲストの目に触れるものですので、ゲストへ失礼のないよう万全な準備を心がけたいですね。
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