結婚式の映像演出で定番になってきているものといえば「エンドロール」です。
エンドロールは、結婚式に参加してくれたゲストへの感謝の気持ちを伝える役割や、披露宴がお開きになることを明確に締めくくる役割があります。
その結婚式エンドロールを、自分が持っている写真を使用して制作する「写真タイプ」のものにするか、結婚式当日の様子をカメラマンが動画撮影して披露宴のラストに上映する「撮って出しタイプ」のものにするか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、その迷いの理由として多いのは予算との兼ね合いだと思います。
撮って出しの最大の魅力は、結婚式の様子をその日のうちに動画でゲストに見てもらえることです。しかしやはり、カメラマンやビデオカメラが必要な分、かかる費用が大きくなります。
結婚式は映像演出以外にもさまざまな部分でたくさんのお金がかかるので、上手に節約しつつ、思い出に残るムービーを手に入れたいですよね。
そこで今回は「撮って出しをやりたいけれど、予算や式場の関係でできないかも…。」とお悩みの方に、自分から進んで選びたくなる、写真を使用したエンドロールの魅力をお伝えしたいと思います!
写真タイプの良いところはもちろん、エンドロールで使用する写真のおすすめおしゃれアイディアもご紹介します。エンドロールにどんな写真を選べば良いのか分からない方や自作したい方のお役に立つと思いますので、参考にしてみてくださいね。
写真タイプの良いところ
①低価格で制作できる
写真タイプの大きなメリットは、ムービーが安く手に入ることです。
撮って出しタイプのエンドロールは、冒頭でも書いた通り機材を使用し、結婚式当日のスタッフが増えるので、どうしても割高になってしまいます。式場で頼んだ場合の相場は15万円~30万円ほどのようです。
それに対して写真タイプのエンドロールは、ムービーを自作する場合はほとんど無料ですし、式場以外の業者に外注する場合でも2万円~5万円ほどで作ることができます。10万円近い節約は魅力的ですよね。
<持ち込み料> エンドロールを式場以外で作る際に気になることといえば、持ち込み料だと思います。 持ち込み料はムービーに限らず、ドレスやプチギフトなど結婚式のアイテムすべてに関わってくる大事なポイントですよね。 式場でムービーを頼む場合は、結婚式のセットプランにスクリーンやプロジェクターの使用料が含まれていることが多いそうです。 ムービーを自分で用意して式場へ持ち込むと、スクリーンなどの使用料を請求されるので高く感じてしまうのかもしれません。 もちろん持ち込み料がかからない式場もあります。そして中には、ムービーの持ち込みがNGというところもあります。 まずは、ムービーを上映する会場で料金やルールを確認しましょう。 |
②自分好みのムービーを選ぶことができる
近年、写真タイプのエンドロールを販売するインターネット通販の業者が増加することで、ムービーの選択肢も増えてきています。
映像演出が自分好みのものや、結婚式のテーマに合っているものを探し出すことが簡単にできるということです。
撮って出しタイプのエンドロールの出来映えは撮影者と編集者の技術にかかっている部分がありますが、インターネットを利用すれば映像内の演出やフォントなどを分かったうえで購入することができます。
また、数あるムービーの中から選ぶので、ゲストが見たことのないものである確率が高くなり、一層おふたりのオリジナル感が増すことも魅力のひとつです。
③完成品をチェックできる
写真タイプのエンドロールは、結婚式の前に完成していることが一般的です。
そのメリットとして、完成したムービーをパソコンや式場で事前に上映チェックできるということがあります。
上映するスクリーンへの映像の映り方や、音量の大きさなどを自分で確かめたい慎重派の方や、納得のいくムービーをゲストへ見せたい方には写真タイプのエンドロールがぴったりです。
エンドロールの写真選びアイディア
エンドロールは使用する写真によって雰囲気が大きく変わります。
例えば、子どもの頃から現在までの写真を並べれば、おふたりの成長を見てもらえる感動的なムービーになります。また、前撮り写真だけを使用すると、結婚式では披露できなかった和装やカラードレスを見てもらうことができ、ムービーも華やかなものになります。
見ているの人の心に残る印象的なエンドロールになるかどうかは写真選びのアイディア次第です。
今回はそのアイディアを数例ご紹介したいと思います!
エンドロールのための写真を撮影する
印象に残るエンドロールを制作するアイディアのひとつが、ムービーに使用する写真の流れに統一感を出すことです。
統一感を出すことで、ムービーの内容がスムーズにゲストへ伝わり、さらにおしゃれ度もアップします。
前述した、生い立ちを時系列順に並べたり、前撮りの写真だけを使用したりするのもテクニックの例です。
そして、印象的なエンドロールを制作したいときは、思い切ってエンドロールのために写真を新しく撮影することをおすすめします。
おふたりでテーマを決めて撮影した写真は、ムービーの雰囲気を特別なものにしてくれますよ。
<サンプルムービー> 実際エンドロールのために写真撮影をされた方のムービーを「お客様の声」ページに掲載させていただいています。 おしゃれな写真アイディアが詰まった、とてもすてきなムービーです。 きっとイメージがふくらむと思いますので、ぜひご覧ください! 【プレ花嫁さま必見】先輩カップルの実例紹介/大阪府F様ご夫妻の場合(エンドロール制作) |
その他に、結婚式の準備をしている様子を撮影した写真で構成したり、海外挙式をされる方ならそのときの写真だけを使用してもすてきなエンドロールになりますよ。
みなさんも、他の人とは一味違う写真選びを考えてみてはいかがでしょう。
プロフィールムービーの有無で写真を決める
結婚式で、おふたりの生い立ちや馴れ初めを紹介するための「プロフィールムービー」を上映することは当たり前になってきています。
このプロフィールムービーにも写真をたくさん使用するので、エンドロール用の写真が足りなくなってしまったり、足りない分を補うために写真を重複して使用しプロフィールムービーとエンドロールの印象がかぶってしまう、という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで、プロフィールムービーを上映する場合にエンドロールではどんな写真を選べば良いのか、そのアイディアをご紹介します!
もちろんプロフィールムービーを上映しない方のための写真選びアイディアもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
プロフィールムービー あり |
プロフィールムービーは、子どもの頃の写真や家族・友人と撮った写真をメインに。 その分、エンドロールで新郎様新婦様おふたりの写真を多めに使用する。 |
プロフィールムービー なし |
エンドロールに新郎様新婦様おふたりの写真とともに、幼少期、学生時代、家族・友人との写真も使用する。(プロフィールムービーがなくても、おふたりの子ども時代を見てもらうことができる。) |
結婚式のエンドロールは写真タイプで決まり!
今回ご紹介した写真タイプの結婚式エンドロールの魅力を、もう一度まとめておきます。
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エンドロールを上映しようか迷っている方、どんな種類にしようか悩んでいる方、ぜひ写真タイプのエンドロールを検討してみてくださいね。
エンドロールは、写真タイプにも撮って出しタイプにもそれぞれ良いところがあります。
どんなムービーを選んでもおふたりのゲストへの感謝の気持ちがこもっていれば、それが最高のムービーです。
みなさんがご自身の希望に合ったムービーに出会えることを願っています。
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